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歯磨きを頑張っていても歯周病になるのはなぜ?

皆さんこんにちは。
豊平区豊平で土曜夜も診療している「とよひら歯科クリニック」です。
 
歯周病と診断されて、「毎日ちゃんと歯磨きしてるのに!」とショックを受けてしまう方は少なくありません。
 
残念ながら、歯磨きをしていても歯周病になることはあります。むしろ、歯磨きだけでは歯周病になると言ってもいいかもしれません。
 
その理由は、歯周病はお口の汚れ以外にも、さまざまな要素が影響するから。
(決して歯磨きがムダというわけではありませんよ!)
 
では、歯磨きだけでは歯周病になりやすい代表的な理由を3つご説明しましょう。
 
 


歯磨きだけではすべての歯垢は落とせない

歯周病の原因は、歯垢や歯石に潜む細菌です。
そのため毎日の歯磨きでしっかり歯垢を落とすことは、何より大切な予防ケアにまちがいありません!
 
しかし、どんなに歯磨きが上手な人でも必ず磨き残しがあるもの。(歯科医師や歯科衛生士にだってあります。)
磨き残した歯垢はいずれ硬い歯石に変わるため、歯磨きだけではどんなに頑張っても落とせず、細菌の温床になってしまうのです。
 
 


体調が歯周病に影響する

歯周病は細菌による感染症なので、免疫力が低下すると発症しやすくなります。
睡眠不足や疲労、ストレスが続いていると、いつもと同じように歯磨きをしていても歯ぐきの腫れや出血を起こすことがありますよね。
それは、免疫力の低下で歯周病の細菌が悪さをしているためです。
 
また、糖尿病は歯周病と密接な関係があります。
糖尿病は血流が悪くなり、身体の免疫力を低下させるので、歯周病のリスクを増大させてしまいます。
逆に、歯周病が糖尿病を悪化させることもわかっています。
 
 


喫煙が歯周病リスクを高める

タバコは歯ぐきの血管を収縮させ、酸素や栄養が行き渡りにくくなります。
すると、歯周病の原因菌と闘う免疫機能も低下します。
また、喫煙者はヤニでお口の中が汚れやすく、ザラザラしたヤニの上にさらに細菌が付着することに。
 
ヤニは歯磨きでは落としにくいので、タバコを吸う方は歯磨きをしていても高い確率で歯周病になってしまうのです。
 
 


まとめ

今回は代表的なものをご紹介しましたが、ほかにも悪い歯並びやかみ合わせ、合っていない詰め物・被せ物、ホルモンバランスの乱れ、歯ぎしりなどのさまざまな要素が歯周病に影響します。
歯磨きだけでは歯周病は防げないことを、ぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。
 
歯周病をしっかり防ぎたいなら、毎日の歯磨きにプラスして定期的な歯科医院での予防ケアを受け、禁煙をはじめ体調管理に努めましょう。
糖尿病の患者さんはとくに歯周病予防が難しいため、血糖コントロールとあわせて歯科医院での専門的なケアが必要です。
 
当院では、歯周病の予防と治療に力を入れています。
学園前駅から徒歩10分の歯医者「とよひら歯科クリニック」へお気軽にご相談ください。
WEB予約も受け付けています。