予防・クリーニング prevention
歯科治療は「治療する」から「予防する」へ
このようなお悩みがありましたら、当院までお気軽にご相談ください
むし歯や歯周病から歯を守りたい
むし歯や歯周病を再発させたくない
いつまでも自分の歯で食事をおいしく食べたい
お口を守るとともに全身の健康を守りたい
毎日歯を磨いているのにむし歯になる
自分に合った歯の磨き方を知りたい
いくつになっても一生涯自分の歯で過ごしたい
「予防」は、むし歯や歯周病から歯を守る取り組みのことをいいます。
かつて、歯科医院は「歯が痛くなってから治療しに行くところ」という認識の方が多くいらっしゃいましたが、それではお口の健康を保つのが難しいことがわかってきました。
お口のトラブルが発生する前から、歯科医院に定期的に通院することで、いつまでも歯の健康を保つことができます。
また、近年、歯周病は認知症や糖尿病、動脈硬化などの全身疾患にも悪影響を及ぼす可能性があることがわかってきています。
早いうちから適切な「予防」の習慣を身につけ、ご自分の歯をむし歯や歯周病から守ることは、一生涯を健康な身体で過ごすためにとても大切です。
そのためにも、歯科治療は「治療する」から「予防する」へと、意識を高めていきましょう。
歯科先進国スウェーデンに学ぶ予防の意識
歯科先進国といわれているスウェーデンでは、小さな頃からお口のケアをすることが常識となっています。
特に子どもの口腔ケアに関しては、歯科医師による指導が出産前から保護者に向けてされており、歯磨き後のフロスや定期検診の受診も日常的な光景のひとつです。
その結果、予防の意識が高いスウェーデンでは、70歳の平均残存歯数は約21本となっております。
一方で、予防に対しての意識が低い日本では、平均残存歯数が約16本となっているのが現状です。
予防ケアの大きなメリット
いつまでも自分の歯でおいしく食べることができる
全身の健康を維持することにもつながる
悪いところがあれば早期発見・早期治療することができる
身体的・経済的・時間的などさまざまな負担が抑えられる
お口の中がさっぱりして気持ちがいい
天然の歯の噛み心地は、どんなに高価な入れ歯や義歯を使っていても、それに勝るものはありません。
予防ケアをすることの大きなメリットは、いつまでもご自分の歯で食事をおいしく食べ、会話を楽しめることではないでしょうか。
特に歯周病は、全身疾患(糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症、誤嚥性肺炎など)とも深い関わりがあります。
そのため、お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながるといっても過言ではありません。
また、むし歯や歯周病などの歯科治療は、経済的・時間的にも負担が増えてしまいます。
予防ケアを定期的に続けていけば、歯科治療にかかる負担を軽減することも可能です。
定期的な歯科検診の重要性
定期的な歯科検診は、むし歯や歯周病などのトラブルを防ぎ、お口の健康を保つために欠かせません。
どんなに毎日しっかり歯を磨いていたとしても、自分の歯磨きだけでプラーク(歯垢)を完全に落とし切ることは難しいからです。
また、初期のむし歯や歯周病は自覚症状がほとんどなく自分では見つけにくいため、定期的に歯科医院に通い、お口の状態をチェックしクリーニングしてもらいましょう。
定期的な歯科検診は、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療へとつながります。気になる症状がなくても、定期検診を受診されることをおすすめします。
当院で実施している予防・クリーニング
スケーリング
専用機器「スケーラー」を使用して、むし歯や歯周病の原因となる歯に付着した歯石やプラーク(歯垢)を除去していきます。
とくに歯石はとても硬く、時間の経過とともに取れにくくなるため、定期的なクリーニングをおすすめします。
PMTC (プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
PMTCは、歯科医院で専用器具や薬剤を使って行う「プロによる歯のクリーニング」です。
お口の中にはプラークや歯石のほか、茶渋やヤニなどの色素沈着、むし歯や歯周病菌の温床となるバイオフィルムなどが存在しています。
これらはセルフケアだけでは落とすことができません。
歯科医院で、専門的なクリーニングを受ける必要があります。
歯磨き指導
・患者さんのお口の状態にあった歯ブラシやケア用品の選び方
・適切なブラッシング方法
などのアドバイスをさせていただきます。