コラム column
思春期はむし歯と歯周病に要注意!
皆さんこんにちは。
豊平区豊平で土曜夜も診療している「とよひら歯科クリニック」です。
思春期(10代のお子さん)は、乳歯から永久歯へ生え変わるお口の激動期が終わる頃。
歯磨きも自分でするようになるため、保護者の方がお子さんのお口を以前ほど意識しなくなる頃かもしれません。
しかし油断は禁物。この時期はむし歯にも、歯周病にもなりやすいのです!
どういうことか一つ一つご説明しましょう。
思春期のむし歯
思春期は、歯そのものは成熟して歯質も強くなりますが、むし歯の外的要因がぐんと増える時期です。
あなたやあなたのお子さんは、次の項目に当てはまりませんか?
・部活でスポーツドリンクをよく飲む
・塾の前後で外食をしている
・友だちとファーストフードによく行く
・勉強しながらおやつをだらだら食べる
・夜食が習慣
・朝時間がないから歯磨きは1分以内
・歯磨きしないで寝てしまうことがある
こららの食生活の乱れや、不十分な歯磨きがむし歯のリスクを高めます。複数当てはまる方は要注意!
さらに仕上げ磨きもしないため、保護者の方が気づかない間に「大きなむし歯ができていた!」という方も少なくありません。
思春期の歯周病
歯周病もむし歯と同じように、お口の細菌が原因なので、食生活の乱れや磨き残しによって発症しやすくなります。
さらに厄介なことに、思春期に起こりがちなホルモンバランスの乱れが歯周病(思春期性歯肉炎)を引き起こすことがあります。
女性ホルモンを好む口腔内細菌が増殖するためで、男子よりも女子に多く見られます。
歯ぐきが腫れている、歯磨きで出血する、口臭が気になるといった異変を感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。
まとめ
とくに「歯周病は高齢者の病気」というイメージを持たれがちなので、思春期の歯周病は意外に感じたかもしれませんね。
大人になっても健康なお口でいられるように、ぜひ思春期のむし歯と歯周病に気をつけましょう!
とよひら歯科クリニックでは、定期検診でむし歯や歯周病の早期発見に努めています。また、中学生や高校生のお子さんに合わせた食生活のアドバイスや歯磨き指導も行っています。
WEBでいつでも予約受付、学園前駅から徒歩10分で通いやすい「とよひら歯科クリニック」へお気軽にご来院ください。
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