コラム column
セラミック治療を「歯科用CAD/CAMシステム」で手軽に!
皆さんこんにちは。
豊平区豊平で土曜夜も診療している「とよひら歯科クリニック」です。
「銀歯を白い歯にしたい」という方におすすめの歯科素材がセラミック(陶器)です。
セラミック製の詰め物・被せ物は天然の歯のような見た目が特徴で、金属アレルギーの心配がない、二次むし歯になりにくいという大きなメリットも。
そこで今日は、セラミック治療を従来よりも手軽に受けられる「歯科用CAD/CAMシステム」についてご紹介します。
歯科用CAD/CAMシステムとは
歯科用CAD/CAMシステムとは、詰め物・被せ物といった修復物の製作をコンピューターで行う歯科専用のCAD/CAMシステムです。
歯を削ったところをスキャンするだけで、歯の形状を詳細にコンピューターに取り込み自動で設計。
あとはミリングマシンがセラミックのブロックを削りだして精巧な修復物を製作します。
医療先進国ドイツで開発され、全世界で症例は1000万件以上。患者さんのメリットが多いことから、日本でも注目されています。
歯科用CAD/CAMシステムの魅力
【スピーディーに治療が終わる】
これまでは、採取した歯型を歯科技工所に送り、歯科技工士が製作した修復物を歯科医院に送ってもらう必要がありました。
歯科用CAD/CAMシステムなら全工程が院内で完結するため、最短で歯を削ったその日のうちに修復物を装着できます。
修復物の完成を待って1週間程度を不自由な仮歯で過ごしたり、何度も通院したりする必要がありません。
【精度が高い】
歯科用CAD/CAMシステムが世界中に広がったのは、その精度の高さからでしょう。
歯科技工士の技量や経験に左右されることなく、精巧で長く使える修復物を安定して患者さんに提供することができます。
15年後の残存率を調べたスイスの臨床研究によると、通常の治療は約68%、歯科用CAD/CAMシステム治療は約93%という結果になっています。
【型取りが楽】
粘土のような印象材を噛みしめる型取りでは、不快な思いをされた方も多いでしょう。とくに嘔吐反射の強い方にとって、従来の歯型取りは負担の大きいものでした。
歯科用CAD/CAMシステムでは歯を削った部分を3Dカメラでスキャンするだけなので、わずか数秒で楽に型取りができます。
【費用が抑えられる】
セラミックの修復物は自由診療となるため、保険診療の銀歯に比べると費用が高くなります。
しかし歯科技工所を通さないぶん、輸送費や歯科技工士の人件費が節約できるため、従来よりも費用を抑えることができます。
歯科用CAD/CAMシステムが向いている人
セラミックはこんな方に向いています。
・何度も通院する時間のない方
・長く使える精密な修復物を希望される方
・嘔吐反射の強い方、型取りを楽に済ませたい方
・セラミックの修復物をリーズナブルに入れたい方
まとめ
歯科用CAD/CAMシステムはスピード・精度・費用・患者さんの身体的な負担のすべての点でメリットのある画期的なシステムです。
歯科用CAD/CAMシステムにご興味のある方は、学園前駅から徒歩10分の歯医者「とよひら歯科クリニック」へお気軽にご相談ください。
WEB予約も受け付けています。
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